狂愛の果て

行き場を失った感情の掃き溜め

適当メモワール 2022

はじめに

 気づけば12月も下旬。今年もあと少しで終わる。毎年言っているが時が過ぎるのが早すぎる。ついこの前まで暑すぎて死ぬとか言ってた気がするのだが、今や寒すぎて死にそうである。なんでこんなに寒いん??

 

 年の瀬ということで毎年恒例の振り返り記事を書いていく。恒例とか言っときながら始めたの去年ですけどね。いつも通り書いた記事と共に今年を振り返っていこう・・・

 

 

・・・今年2個しか記事書いてない!?

 

なんと。色々と忙しくて2個しか記事が書けませんでした。これも全部部活ってやつのせいなんだ。このままでは記事と共に振り返るなんて出来やしないので、適当にその月あったライブとかも思い出しながら書いていくことにする。この適当加減がちょうどいい。それではいってみよ〜。

 

 

1月

 ライブ参戦は特になかった。部活でなりたくもない役職につかされ、これから待ち受ける仕事の多さに絶望していた記憶がある。最悪のスタートきってるな。

 

2月

 部活に忙殺されていた。部活の企画でからし入りシュークリームを食べたのだが、あれはまずい。クリームとからしが絶望的に合わない。お互いが打ち消し合うのかと思ったら、クリームにからしがまとわりついてずっとまずいまま、最悪のマリアージュを繰り広げる。興味がわいた方はぜひともやってほしい。250円ぐらいで地獄が味わえるぞ。

 

3月

部活と遊ぶ予定がパンパンに入っていてウケた。元気すぎる。

 

4月

 UNISONSQUAREGARDENの「fun time HOLIDAY8」北海道公演に参戦。対バン相手は女王蜂。当初は参戦する予定は全くなかったのだが(ツアー開始日すら忘れていた)、家族旅行とライブが重なりしかも当日券が残っているという謎の奇跡を連発し参戦。ちなみにその時たまたまデイル君パーカーを着ていたし、スーツケースはMs.Carryだった。どっからどう見てもライブ参戦する人やんけ。でも、ライブが始まるまでなぜ私はここにいるんだ・・・?という気持ちが消えなかった。信じられなさすぎて。

 当日券だったため2階の後方の席だったのだが、ステージ全体を俯瞰できる良席だった。この2組の対バンは去年の年末ライブから最高になることが分かりきっていたし、元々両方とも大好きなバンドだったため期待値がすごかった。その期待を軽々と超えてくるほど、女王蜂のギッラギラのステージも、ユニゾンのバッチバチのステージもどっちも最高だった。夢が覚めたらが始まった時は、口ポカーンってなったけどな!

 

 

 

sunktower.hatenablog.com

この記事を投稿したのも4月だった。本来ならばもっと早く投稿する予定だったのだが、筆の遅さと予定の多さのせいでこんなにずれこんでしまった。ライブから4ヶ月も経ってしまっていた。そのおかげでライブDVD発売日に投稿できた。逆に運がよかったのかもしれない。アーカイブを何回も見返して、MCの一言一句そのまま書き写した今年一気合いの入った記事です。私の魂全てをかけて書きました。これ以上のものはもう書けないかもしれない。

 

5月

 「VOICE ACOUSTIC GUITAR AND PIANO」を視聴。THE PINBALLS・MARSBERG SUBWAY SYSTEMの古川さんのソロライブである。色々拗らせていたため見るつもりはなかったのだが、THE PINBALLSの曲を何曲かやってると聞き即視聴。チョロすぎる。

 バンドサウンドを背負って歌う古川さんもかっこいいが、弾き語りだと彼の声の良さがより際立っていてとても良かった。カバー曲もTHE PINBALLSの曲ももちろん良かったけど、この日のために練習したというピアノ曲も素晴らしかった。古川さんの努力が垣間見えた気がして。でも私が1番好きなのは『ローマを見てから死ね』です。早くカバーアルバム出してくれ。

 

6月

 何もなかった。部活と課題に追われていた気がする。腹立つな。

 

7月

 この夏はよくライブに行った(当社比)。その皮切りとなったのが、フジファブリックの「フジファブリック LIVE TOUR 2022~From here~」である。フジファブリックは私が高校生の時から大好きなバンドで、妄想ライブレポを書くぐらいライブを見たくて仕方なかった。

 

sunktower.hatenablog.com

隙あらば過去記事宣伝

 

入試とかコロナとかが重なりなかなか参戦が叶わなかったが、今年ようやく見ることができたのである。4月からやっていたツアーだったのでTwitter上にも感想が溢れており、ネタバレにならない程度に情報を仕入れてから参戦したのだが、聞いていた以上に良いライブだった。多くの人が「フジファブリックのライブを見て」という理由が分かった。フジファブリックのライブは、ものすごくあたたかいのだ。曲によって特定の振りがあったり、手拍子を煽ったりと、ステージと観客の一体感が求められるポイントが多い。だが、この煽りも決して強制ではなく、観客に提案していると言った方が近い。実際に、煽られても腕組みしたまま棒立ちで頷いてるニキもいたので。煽りに従っても従わなくても一体感を感じられるのは、フジファブリックのすごさだと思う。そして何より、フジファブリックが観客のことを思っていることが曲中の雰囲気とかMCからビシバシ伝わってくるところが、フジファブリックのライブをあたたかくしている要因だと思うのだ。こればっかりは、実際にライブに行って体験してもらうしかないので、気になった人はぜひとも行ってみてほしい。めちゃくちゃ良いから。あと、MCで投げかけた疑問を回収しないままライブ終えたり、グッズの中に肉まん入れたりする変なバンドなので、そういうのが好きな人も是非。

 

 7月下旬には、UNISON SQUARE GARDEN TOUR2022「kaleido proud fiesta」の大阪公演に参戦。運良く2daysともチケットが取れた。ちなみに私はこのツアーに4公演参戦しています。同じツアーに4回も行くなんて初めての経験だったので笑ってしまった。だが、このツアー、4回でも少なく感じるほどめっっっっっちゃくちゃに良いツアーだったのである。UNISON SQUARE GARDENのライブは何度も行っているが、今までで1番良いライブツアーだと思う。セットリスト、演出、照明全てが過去の全てのツアーを超えてきた。良すぎる。この一言に尽きる。まじで良い。行ってない人はタイムリープして行ってきてほしいぐらい良い。kaleido proud fiestaツアー参戦はもはや国民の義務。好きすぎてライブ行ったその日にセトリのプレイリスト作りました。普段こんなことしません。

 

sunktower.hatenablog.com

その他ライブの詳しい感想はこちらの記事にまとめているので、暇な方は是非。

 

8月

 先月と同じく、UNISON SQUARE GARDEN TOUR2022「kaleido proud fiesta」に参戦。神戸公演と奈良公演に行った。大阪公演と神戸公演の間は9日しか開いてなかったが、演出とかの感動がちょっと薄れてきたちょうど良いタイミングだったので良かったです。間隔まあまあ短くて草。ライブの感想は上述の通りなので割愛するとして、神戸と奈良の思い出をつらつらと書いておく。

 神戸は会場の豪華さに神戸らしさを感じつつ、参戦。セッションの時に貴雄がヴィッセル神戸と叫んだり、弥生町ロンリープラネットの時に貴雄が急に合いの手入れだしたりと、貴雄が生き生きしていた。弥生町ロンリープラネットで合いの手入れてる公演が他にもあったら教えて欲しいです。おもろいので。奈良は、セッションの時に貴雄がしかまろくんピコピコ棒を使ったことで、ライブ終了後近所の奈良土産を置いている店に人が集まるという事態に。ちなみに、しかまろくんピコピコ棒は置いてませんでした。後日、友人から誕生日プレゼントとしてしかまろくんピコピコ棒が渡されたときは笑っちゃったな。あと奈良公演の忘れられない思い出は、行きも帰りも電車が止まったせいで道中にめちゃくちゃ時間かかったことです。ふざけんなよJR。

 

9月

 9mm Parabellum BulletWalk a Tightrope Tour 2022」に参戦。大阪公演がツアー初日&9mmの日&3年ぶりの9mmの生ライブということもあって、どちゃくそに期待していった。8月末にリリースされた『Tightrope』を軸に、新しい光・Cold Edgeなどのカロリー高めの曲や夏が続くから・カモメなどのしっとり聞かせる曲まで配置されている欲張りセトリだった。新旧の曲が入れ替わり立ち替わりぶん殴ってくる火力高めの9mmらしいセトリで最高でした。会場には、アルバムタイトルにちなんでか9本のロープが天井に張られていた。でも、色味がライブハウスと一致しすぎていてほぼほぼ見えなかった。あれ気づいた人どれだけいるんだろうか。ちなみに、私が9mmのライブ(大阪公演に限る)に行くと絶対にPsychopolisが演奏されるという謎のジンクスがあるのですが、今回もやってて爆笑した。「今日は9mmの日ということで、懐かしめの曲やります!」という激アツMCからのPsychopolisは笑うしかない。こっちは行く度に聞いてるので懐かしいどころか慣れてるんだわ。実家のような安心感すら覚えてるのよ。

 

10月

 UNISON SQUARE GARDEN TOUR2022「fiesta in chaos」に参戦。UNISON SQUARE GARDENは年がら年中ライブをやっているライブジャンキーバンドなので、このスパンは通常運転です。2022年のUNISON SQUARE GARDENは1月まで去年のライブツアーの続きをやり、4~5月まで自主企画ツアーをやり、7月~9月までシングルツアーをやっていた。ツアーをやっていないときもフェスに出演したり、自主企画イベントをやったりしていたので、まじで毎月ライブをしていた。そして、10月からこの「fiesta in chaos」ツアーである。ちなみにこのツアーまだ開催中である。意味が分からん。ライブしすぎだろ。好き。なんで月一でライブしてるんだよ。大好き。ユニゾン稼働率の高さは今に始まったことではないため言及するのはここまでにするとして、「fiesta in chaos」について話していく。

 このツアーは前述の「kaleido proud fiesta」ツアーのおまけ的立ち位置のツアーである。「kaleido proud fiesta」ツアーの曲目に新曲のカオスが極まると放課後マリアージュが追加されている。おまけツアーなので目新しさはそこまでない。だが、セトリおじさんを侮らないで欲しい。ただ元々のセトリに新曲を追加したわけではなく、曲順を一新。流れに合うように所々曲を変え、kaleido proud fiestaツアーに参戦した人でも楽しめるセットリストになっていた。さすが田淵智也。天才。カレイドツアー本編ラストの10%roll,10%romanceから始まり、前回のツアーを彷彿とさせる演出にはしびれた。10%roll,10%romanceからcody beatsが始まったときは、息の根が止まるかと思った。おいそれと放り込んでいいもんじゃないんだよあれは。スローカーブは打てないのアウトロアレンジからの放課後マリアージュのつなぎも完璧だったな。ライブハウスで見るUNISON SQUARE GARDENは久しぶりだったが、いつも以上に生き生きとした彼らが見られて良かった。部活で荒みまくった心に染み入った。

 

11月

 MARSBERG SUBWAY SYSTEM「Pathfinder OSAKA」に参戦。対バン相手はclimbgrow。climbgrowは直前に色々あったようだが、キャンセルすることなく出演してくれた。中止もありえるほどのことだったのに出演してくれて感謝しかない。MARSBERG SUBWAY SYSTEMが結成された時からいつかライブに行きたいと思っていた。案外早くそのチャンスが訪れて嬉しい限りである。できる限りの予習はしていったが、普通に知らない曲の方が多くて笑った。新曲がめちゃくちゃ好みだったので早く2ndEP出してください。この時部活の演奏会まであと数日とかだったのでメンタルが終わりまくっていたのだが、ロックバンドを見てると全部どうでもよくなったのを思い出す。古川さんの「明日は絶対良いことあるよ!」という言葉に泣いてしまったな。古川さんが古川さんのままで安心した。

 LIVE SQUARE 2nd LINEも行ってみたいライブハウスだったし、そもそも小さいライブハウスに行くのが3年ぶりぐらいで、とても楽しかった。まじで電車が通るたびにバンドサウンドと重なるレベルの轟音がなってておもろかった。会ったことないフォロワーさんともたくさん会えたし、演者への差し入れに寄せ書きするという陽キャみたいなこともできたし、総じて楽しかった。

 

12月

 部活終わりましたイェェェェェェェェェェェェェェエエエエエイ!!!!!!!!!今年はユニゾンの年越しライブが無いのが唯一残念なことである。どうしてないんですか?ただUNISON SQUARE GARDENのことなので、年明け早々に人の脳を破壊するレベルの情報を流し込んできそうで今からおびえている。いいぞもっとやれ。

 

 

おわりに

 振り返ってみると、今年は(配信ライブも合わせたら)11本もライブ参戦できた。思っていたよりも多くて嬉しい。部活とか部活とか部活が無ければもっと参戦できたかなと思うが、仕方ない。全くライブに行けなかった時と比べたら、行けてるだけで御の字である。去年よりも確実に気軽にライブに行ける世の中になってきたんじゃないかな。来年はもっとライブに行けたらなと思う。なお就活。

 おかげさまで当ブログは二周年を迎えることができました。一昨年の大晦日に思いつきではじめたものが、二年も続くとは思ってなかったです。アクセスも2000を超えて、本当に感謝しかないです。これからも、不定期にのんびり適当に好きなことに関して書き散らかしていく予定です。それでは良いお年を~。